セマフォリン3A阻害剤による損傷脊髄の再生誘導
http://www.med.keio.ac.jp/file/061113.pdf末梢神経ならともかく、神経束は一度切れたらなかなか再生しにくいものである。
しかし、近年になって神経再生(接続)の技術がすこしずづではあるが
向上している。
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/1022yubi.htmlただ現状の神経接続は、神経一本一本を厳密につなげるのではなく、
神経束の束を、縫合して接合するのでかなり大雑把だ。
それで誤接続が起きないかというと、実はおきてるのだが、
脳がそれを補正しようとする。
乱暴な例えだが、右手を動かすと、左手が動くようになってしまっても、
リハビリを繰り返せばそれが通常の状態と認識され、
違和感なく使えるように成ってしまうのだ。
神経は一神経一細胞でパラレル接続のような印象を受けるかもしれないが
実は、はしご状神経など例外も多く、一概にそうではなかったり、
BMI技術では神経束の波形を見てるので、シリアル通信に近かったり。
神経の伝達プロトコルに関しては、まだ分からないことが多い領域である。